見出し 現在地→ 参集殿 一言集  つれづれなるままに。
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名月の定義は何だろう。 いつだって「その時」しか見られないその月が、どれも名月なんだろう。
逢いたくとも逢えない。 そんな遠い人がいる。 私の声も気持ちも届かない。
でも、この距離があるからこそ、強く相手を想えるのかもしれない。 それなら、こういうのも悪くないのかもしれない。
ありがとうって言えなかった。 面と向かうのが恥ずかしかった。
でも本当は一言なんかじゃ足りないから、溢れるほど溢れるほど、言ってあげたかった。
歩いていたらつい気になって、後ろを振り向いた。 自分の足跡が残っていた。
走っていたら、それに夢中で、後ろを見る暇がなかった。足跡を、見る暇がなかった。
高い所に登った。 強い風に、大きく広がる風景。 眼下には、沢山の人が住んでいるんだろう。
高い所から、「僕はやったよ、ここまで来たよ」って、叫んでみた。 誇らしげに、何度も、叫んでみた。
高すぎて、誰にも声は届かなかった。
誰もいない所に行きたかったから、無人島に行った。 誰もいなかった。
一人で木の実をとり、一人で魚を獲り、一人で家を作り、一人で、独りを過ごした。
誰の助けもない、一人の力で、生きていることに嬉しくなった。
でも、何かの助けをずっと借りて生きていることに、変わりはなかった。
泣いてはいけない。だから上を向いた。 空が滲んだ。
綺麗な私の宝物。 ずっと昔からの宝物。
大切にしてきたけれど、長い間持っていたから、少し錆びて、ところどころ欠けてしまった
それでも、綺麗な私の宝物。 ずっと昔からの宝物。
焦って輝かなくてもいいよ。 眩しすぎたら、君が見えないだろう。
お金で買えないものもある。 お金で解決しないものもある。
お金で買われてしまうものもある。 お金で解決させられてしまうものもある。
売らないで。 私は私のものだよ。
泣いたり笑ったり、心は不安定。 だから、安定という入れ物を探す。
もしもあなたがいいと言うのなら、私にあなたという入れ物を下さい。
流れてゆくのか、流されてゆくのか、流れに逆らうのか。 好きに決めるといい。
どれも結局、流れの中にある。
ただいまと言わなくなった。 最近、言わなくなった。
少し汚れて色あせた、小さなぬいぐるみに、言ってみた。 それから、そっと抱きしめた。
沢山勉強して、いい学校に入って、いい会社に入って、将来きっと幸せになる。
幸せってそんなに遠いもの?それだけやってきっと? 私は今だってずっとそう感じているのに。
地面に寝転がる。 空が見えた。 風が聞こえた。 草の匂いがした。
流れている。 ここには、流れてやまない命の唄がある。
それは、どれも生きているから。 私だって、流れているってこと。
見上げたら、遠い空が、降ってきた。
飛びたくて、風に訪ねたら、夢を貰った。
辛くても、笑った。 影で泣いた。 誰も分かってくれなかった。
当たり前だろう。 隠していたら、気付かれない。
自分のことは自分しか知らない。 違う。 今は、自分も分かっていない。
何者でもない僕が僕で、これが自分なら、それを信じなくてどうするのか。
疲れた。 でも、休んでいられない。 もういやだって?
物語のような大儀も名分も無い。 あるのはただの自分の為。
それを笑うのは何故だい? 誇らないのは何故だい?
落ち込むなよ。 もし君が自分を笑うなら、その分僕が君を認めよう。
君は君を生きるんだ。 それが君の責任で、それが生命で、それがそうして、君になるから。
やりたいことがない? やれることもない?
内気な駄目になるなら、せめて行動する駄目になろう。
バカなことをと言われても、無駄なことをと言われてもいい。
僕が決めたのなら、それが俺の意味になる。
成功するのか、失敗するのか、だけど、けれど、だから、僕は俺に誓い、前を向く。
もしもまだ、この声が届いているのなら、僕はその人に×××××って誓いたい。
僕は夢を忘れない。僕は僕を忘れない。僕は空を忘れない。僕は遠いものを忘れない。
そして、忘れ方を忘れて僕は前を向く。
どうやって生きていくのか。考えてみるけど、
ただ、この足でずっと歩いていくだけのことで、僕は今一人だけどさみしくなんかないよ。
君の逝った君のいないこの現実の中の独りが、何よりも君を忘れなくてすむんだよ。
君の事は、いつだって思い出せるけど、本当に欲しいのは思い出じゃなくて今だった。
君と一つの存在だったなら別れなんて来なかった? 君と一つなら、出会いもなかったんだろうに。
僕の中の君はずっと僕を好きでいてくれるから、ただ、僕はずっと君と生きるんだ。
今日ここにいる俺は、昔自分が願った僕になれてるのかな。
僕が立っているここは、誰かが願った場所かもしれない。同じ様に、君のいる場所は、
誰かが、俺が、願った場所でもあるんだ。   君と同じ景色を、叶うなら・・・
泣いたら誰か助けてくれたのか? 生まれた環境も自分のスペックも選べない。
才能が無くて人の100倍努力しなければいけないのならただ100倍努力すればいい。
向いてるのか、上まで行けるのか、上手くいくのかなんて関係ない。それが生きるってことだ。