+ 未来の私へ
白の箱の中、唯一外と繋がっている窓からの景色、それを見ている私。
未来の私がどんな姿だったとしても、もしあなたがそこに生きているのなら、
音のない白い箱の中、届かない窓の外の喧騒、それを必死に聴いてる私。
止まってしまえ。 世界の時間も、人々の時間も、時の流れも、私以外のもの全部止まってしまえ。
止まらないで。 私の音も、私の弱さも、涙も、悲しみも悔しさも夢も孤独も全部、どうか止まらないで。
ただ、生きたくて、生きたいって想うこの心が死ぬのが、怖くて、
ねぇ、覚えていて。
そこにいるあなただけが、生き続けているあなたという存在だけが、私の唯一の希望なんだよ。
未来の私にはもう逢えないかもしれないけど、もしあなたがそこに生きているのなら、
窓の外の音が聞こえなくなって。
―ねぇ、覚えていて。
見えてたものが遠くなって、色が消えて。
―ねぇ、覚えていて。
何も感じなくなる重圧に耐えられない私には、、怖くて怖くて怖くて怖くて怖くて怖くて心がぐちゃぐちゃになりそうな私には、この重圧に耐えて、この怖さに耐えて、この理不尽に耐えてそこに生き続けている私という存在だけが、たった一つの希望なんだよ。 だから―
未来の私とはもう逢えないかもしれないけど、もしあなたがそこに生きているのなら、
未来の私がどんな姿だったとしても、笑えてなくても、幸せになってなくても、
未来の私にはもう逢えないけど、もしあなたがそこに生きているのなら、
ただ、覚えてて欲しい。